サイトアイコン カジラグ

【平昌五輪】高梨沙羅のリベンジ”金メダル”なるか?ブックメーカーがスキージャンプ女子のオッズ発表!

【スキージャンプ女子】平昌オリンピックが2月9日に開幕する。開幕に合わせる形でその30日前にアメリカのスポーツデータの分析などを行う「グレースノート」(gracenote)が全種目のメダル予測を10日に発表した。それによると、日本はメダル総数は過去最高の15個、金メダルは1998年の長野五輪の5個に次ぐ4個という予想となった。

日本の金メダルの内訳は、フィギュアスケートでソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦と団体、スピードスケート女子500メートルの小平奈緒と団体追い抜きの計4個となっている。

昨シーズン無類の強さを見せ付けて、スキージャンプのワールドカップで歴代最多タイとなる通算53勝を挙げている高梨沙羅が大方の予想を覆して「銀メダル」予想となっているのだ。

今シーズン(2017-2018シーズン)の高梨は、実はまだワールドカップで優勝していない。2012-13、2013-14、2015-16、2016-17とこれまで4度の総合優勝を果たしている絶対的女王の高梨が勝利に飢えているのだ。先週末(13日・14日)に行われたワールドカップ札幌大会でも3位、2位と表彰台の頂には届かなかった。地元・北海道で行われるワールドカップで優勝して、歴代最多優勝記録を更新したかったのは誰よりも高梨自身だったであろう。

今シーズンのワールドカップで台頭しているのは、マレン・ルンビ(ノルウェー)とカタリナ・アルトハウス(ドイツ)だ。平昌オリンピックでは最大のライバルとなるのがこの二人だ。

オンラインブックメーカー「NetBet」が発表した平昌オリンピックのスキージャンプ女子の金メダルオッズによると、W杯で今季4勝を挙げているルンビで1.90倍のオッズで金メダル最有力となっている。2番手には今季2勝をしているアルトハウスと、札幌大会で今季最上位となる2位に入った日本の高梨が並んで5.50倍のオッズで続いている。

高梨が今シーズン勝てないのは、本人の調子がいまひとつという部分もあるかもしれないが、最もルンビやアルトハウスらのジャンプ技術が向上し、高梨に肉薄してきたということがその要因ではないかと専門家は分析する。高梨の力が落ちてきたのではなく、世界のレベルが高梨のレベルに追いついてきたのだ。

高梨と日の丸飛行隊のツートップと言われている伊藤有希は、「NetBet」の金メダルオッズで4番手となる7.00倍の位置につけている。伊藤は昨シーズンのW杯では高梨に次いで総合2位の座を射止めた。平昌五輪での表彰台は十分に可能な位置につけている。岩渕香里は81.00倍、勢藤優花はオッズには名前がノミネートされていないが、何とかメダル争いに食い込んで欲しい。

平昌オリンピックのスキージャンプ女子(ノーマルヒル)は、2月12日に行われる。表彰台の頂点に立っているのは果たして誰だろうか。

モバイルバージョンを終了