”第5のメジャー”と言われる「ザ・プレーヤーズ選手権2018」がアメリカはフロリダ州にあるザ・プレイヤーズ・クラブ・オブ・ソーグラスで10日に開幕する。日本からは世界ランク9位の松山英樹と同27位の小平智の二人が参戦する。
松山は前週のウェルズファーゴ選手権では何とか予選通過は果たしたものの、3日目にMDFによって最終日まで進むことが出来なかった。また今週に入ってザ・プレイヤーズ選手権に向けての練習ラウンド中には右腕を虫に刺されて、アレルギー症状が出るアクシデントに見舞われた。アンラッキーとも言えることが続いているが、ここからどう巻き返すか松山の真価が問われる大会となる。
イギリスの老舗オンラインカジノ「ウィリアムヒル」は、ザ・プレーヤーズ選手権2018のアジア選手トップオッズを発表し、松山には2.50倍のオッズをつけて最有力と見ている。調子を落としているとはいえ、松山への評価は依然として高いことがうかがえる。
「ウィリアムヒル」発表のオッズでアジア人で5番手につけている小平は、今シーズン絶好調といえる。中でも、今年の4月に行われたRBCヘリテージでは日本人選手として5人目となるアメリカPGAツアー優勝を果たした。今回のザ・プレーヤーズ選手権から本格的にアメリカツアーに参戦するとあって、小平への注目度も増してくることが予想される。
アジア選手2番手にはアン・ビョンフンで6.00倍、3番手には昨年の同大会を最年少21歳で制覇したキム・シウーで7.00倍のオッズで続いている。
ザ・プレーヤーズ選手権2018の優勝争いにも注目だ。世界のトッププロが集う大会とあって非常に混戦が予想される。
ブックメーカー「ウィリアムヒル」が優勝オッズを発表し、ジェイソン・デイ、ローリー・マキロイ、そしてジョーダン・スピースの3選手に15.00倍の最有力オッズをつけた。デイは前週のウェルス・ファーゴ選手権で今季2勝目を挙げ、PGAツアー公式サイトが発表する「パワーランキング」(優勝予想)においても1位予想を獲得している。
スピースはパワーランキングでは14位と決して高い評価とは言えないものの、先月のマスターズでは3位とその力を見せ付けた。キャリアグランドスラムに王手をかけているマキロイは、その達成をかけたマスターズでは5位に終わったものの、アーノルドパーマー招待を制するなど地力は十分だ。
優勝争いに絡みたい日本勢は、松山が41.00倍、小平が201.00倍のオッズとなっている。
「ウィリアムヒル」はザ・プレーヤーズ選手権2018に対してスポーツベッターにお得なオッズ”増強オッズ”を提示している。例えば、「ジャスティン・ローズが10位以内でフィニッシュする」というオッズは通常であれば3.00倍だが、増強オッズでは4.33倍と数値が跳ね上がる。
また、ファーストラウンド(初日)に関するオッズでは、「マキロイ、スピース、そしてデイのいずれかが初日を終えてリーダー(首位)になる」というオッズが通常7.00倍オッズが10.00倍と大変お得になっている。