ル・マン24時間レース2018、ブックメーカーはトヨタのワン・ツーを最有力視!
フランスのル・マン市にあるサルトサーキットで行われる「第86回ル・マン24時間耐久レース」の予選全3回が14日までに終了し、セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組の8号車トヨタが日本時間16日午後10時から行われる決勝レースのポールポジション(PP)を獲得した。
また、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組の7号車トヨタが2番手に入り、トヨタ勢がグリッド最前列を独占する形となった。トヨタは1923年に始まったル・マン24時間レースでこれまで優勝はなく、フロントローを独占したことで悲願の初優勝へ着実に近づいた。
日本語に対応しているブックメーカー「NetBet」がル・マン24時間耐久レース2018の優勝オッズを公開し、8号車トヨタが1.66倍で優勝最有力に挙げられている。また、2番手には7号車トヨタで2.40倍となっており、大きなトラブルさえなければトヨタ勢悲願のル・マン24時間レース初優勝も現実味を帯びている。
予選で3分15秒377のタイムをマークしてPP獲得を決めた8号車に乗車する中嶋は、予選後の会見で「ホッとした」とホンネをもらした。そして「予選は100%のうち、1%も満たないもの」と述べて16日の決勝に向けて気を引き締めていた。
初優勝に期待が高まるトヨタ。注目の決勝のレースは日本時間16日午後10時から行われる。