ロシアW杯決勝トーナメント:パワーランキングが発表され、ブラジルが優勝25%で最有力!日本は?
いよいよロシアワールドカップ(ロシアW杯)の決勝トーナメントが日本時間30日午後11時から「フランス対アルゼンチン」の一戦を皮切りにスタートする。
32チームで争われたグループリーグから半数の16チームが決勝T進出を果たし、アジアのチームで唯一決勝T進出を果たした日本も健在で、1回戦(ベスト16)でグループGを3連勝で首位通過したベルギーと日本時間7月3日午前3時から対戦する。
さて、あと4回勝てばワールドカップに手が届くまでの位置に来た16チームだが、負けたら終わりのノックアウトステージで勝ち上がるのはどのチームなのか?
FIFAランキングでトップ5のうち4チーム(ブラジル、ベルギー、ポルトガル、アルゼンチン)がしっかりと決勝へとコマを進めてきたいる一方で、ランキング1位のドイツがよもやのグループリーグ敗退、そしてランキング下位の日本(61位)が同8位のポーランドや同27位のセネガルを押さえて勝ち上がるなど、番狂わせの要素もかもしだしている。
そんな中、アメリカに拠点を置く世界的調査会社であるニールセンマネジメント社が「FiveThirtyEight」で、ロシアW杯決勝トーナメントでの優勝予想(パワーランキング)を発表し、最有力にブラジルで優勝確率を25%と弾き出した。
2位はスペインで20%、3位がベルギーで9%、4位はイングランドとフランスがともに8%で並んでいる。注目の日本は15位の1%以下との予想となっており、14位がデンマークで1%、16位の最下位は開催国のロシアでこちらも1%となっている。
また、イギリスの老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」も決勝トーナメントの組み合わせ決定後に優勝オッズを更新し、パワーランキング同様にブラジルを優勝最有力に挙げて4.50倍のオッズをつけた。
2番手には僅差でスペインで5.00倍、3番手にはイングランドとベルギーが並んで8.00倍、5番手にはフランスで10.00倍のオッズとなっている。日本は16番手となる201.00倍と16チーム中唯一、3桁オッズの評価が下された。
西野朗監督率いるサムライブルーは、1回戦でベルギーに勝って史上初のベスト8進出を果たしたあとには、準々決勝ではブラジルと対戦することが予想される。
1996年のアトランタオリンピックでは、西野監督率いる日本はブラジルから初白星を挙げる「マイアミの奇跡」を成し遂げた。
その再現なるか?日本が優勝オッズ201.00倍からの逆襲で「ロシアの奇跡」を起こす可能性は決してゼロではない。