海外女子メジャー「全英リコー女子オープン2018」:優勝オッズ日本勢トップは畑岡奈紗!
海外女子メジャー「全英リコー女子オープン2018」が2日から4日間、イングランドのロイヤルリザム&セントアンズGCで開催される。日本からは6選手が参戦し、1984年の岡本綾子以来となる日本人制覇の偉業に挑戦する。
その日本人制覇に最も近いのが、現在世界ランク14位で日本人最上位に君臨する畑岡奈紗だ。唯一、世界ランキングでの出場を決めており(上位30位)、今年の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」では大会最少スコアとなるトータル21アンダーで米ツアー初勝利を挙げている。
さらには、6月末に行われたメジャー大会「女子PGA選手権」では、最終日に8アンダーをたたき出して猛チャージを見せた畑岡は、優勝プレーオフに持ち込んだ。結果的にはメジャー初制覇とはならなかったものの、やはり畑岡のポテンシャル、強さは日本勢で最も高いと言えるだろう。
日本語にも対応したイギリスの老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表した全英リコー女子オープン2018の優勝オッズ(上位)によると、畑岡は日本勢トップとなる全体16番手タイの41.00倍のオッズがついている。先週行われた「スコットランド女子オープン」で3オーバーの59位タイと奮わなかったことが影響していると考えられる。
畑岡と並んで41.00倍のオッズがついている鈴木愛だが、「残念ですが、日本の後半戦に影響が出ないように欠場を決めました」とコメントを発表し、右手首痛のため本大会を欠場することとなった。
その他の日本勢では、比嘉真美子が101.00倍、横峯さくらが151.00倍、上原綾子と岡山絵里、そして成田美寿々がそれぞれ251.00倍のオッズとなっている。
「ウィリアムヒル」が発表した優勝オッズでは、現在世界ランク1位のアリヤ・ジュタヌガーンが唯一の一桁オッズである9.00倍で最有力候補に挙げられている。前週のスコットランド女子オープンで今季3勝目を挙げて世界トップに返り咲いたタイ人プレイヤーがツアー連勝となるのか?
2番手には世界ランク12位ながら女子スコットランドオープンで3位に入ったコ・ジンヨンで13.00倍、3番手には世界ランク4位のユ・ソヨンで15.00倍、4番手はオーストラリア出身で同8位のミンジー・リーで17.00倍、5番手には同2位のインビー・パークで21.00倍と韓国勢が大勢を占めている。