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トラヴァーズステークス2018:真夏の米ビッグレースを制するのは?ブックメーカーがオッズ発表!

アメリカクラシック3冠レースに次ぐ格付けがなされている「トラヴァーズステークス2018」(G1、約2000メートル・ダート)が現地25日(日本時間26日午前6時50分)に、ニューヨーク州にあるサラトガ競馬場で開催される。

トラヴァーズSはアメリカクラシック3冠同様に3歳限定のレースだが、このレースには牝馬やせん馬も出走可能で、優勝賞金もベルモントステークスと同レベルの賞金が準備されるなど非常に注目度の高い”ミッドサマーダービー”となっている。

トラヴァーズSで思い起こされるのが2016年に行われたレースだろう。このレースにはアロゲートが重賞初挑戦として出走し、プリークネスSを制したエグザジャレイターなどが出走しており人気薄の中だったが、最終的には2着馬に13馬身半差をつけるレコード勝ちで一気に注目を集めた。

アロゲートはこのトラヴァーズS勝利のあとに、ブリーダーズカップクラシック、ペガサスワールドカップ、そしてドバイワールドカップと世界のビッグレースを次々に制し、世界のトップホースに登り詰めた。そういう意味でも、今後の活躍が期待される馬がこのトラヴァーズSで飛躍のチャンスをつかんで世界へ飛び出していくのだ。

ブックメーカー「ウィリアムヒル」がトラヴァーズS2018の単勝オッズを発表し、グッドマジックに2.37倍のオッズをつけて1番人気に推した。2番手にはグロンコウスキーで6.00倍、3番手にはテンフォールドで8.00倍のオッズで続いている。

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グッドマジックは昨年11月のブリーダーズカップジュヴェナイル(G1)を制して、2歳時から大変期待の高い馬。クラシックレースでもケンタッキーダービーで2着、プリークネスSで4着と安定した力を示した。前走のハスケル招待(G1)では2着に3馬身の差をつけて見事に勝利、G1レース2勝目を獲得している。

グロンコウスキーは、前走のプリークネスSでクラシック3冠を達成したジャスティファイに次ぐ2着入線。最近の5レースでは1着4回、2着1回と連帯率は100%とその強さを誇っている。NFLのスター選手であるロブ・グロンコウスキーが所有権の一部を購入した馬で、”人馬”ともに大変注目を集める1頭だ。

プリークネスSで3着、ベルモントSで5着のテンフォールドはグッドマジックやグロンコウスキーには実績的には劣るが、7月のジムダンディS(G2)で重賞初勝利をサラトガ競馬場で挙げており、同競馬場での勝ち方を熟知している。

このトラヴァーズSを勝利して、11月のブリーダーズカップクラシックでの飛躍とする馬が今年の夏も現れるのか?

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