英プレミアリーグ7チームがビットコイン決済会社「e Toro」とスポンサー契約!
仮想通貨「ビットコイン」が本格的にプロスポーツシーンに登場することになるであろう。
大手オンライン投資プラットフォームの「e Toro」が、イギリスのプロサッカーリーグ「プレミアリーグ」の7つのクラブとビットコイン決済によるスポンサー契約を締結したことが明らかとなった。
この7チームとは、トッテナム・ホットスパー、日本代表の吉田麻也が所属するサウザンプトン、クリスタル・パレス、ニューカッスル・ユナイテッド、ブライトン&ホーヴアルビオン、カーディフ・シティ、そして岡崎慎司が所属するレスター・シティだ。これらのクラブは、「e Toro」からビットコイン決済で21日にスポンサー契約料を受け取った。
契約料に関しては様々なメディアが報じていることを総合すると、400万ポンドから500万ポンド(約5億7200万円から約7億1500万円)と推察され、ビットコインによる契約はサッカー史上初となった。
「e Toro」は今回のスポンサー契約によって、プレミアリーグクラブを通じて世界的にマーケティング展開をしていくことが可能となる。クラブの所属選手へのアクセスや、スタジアムのサインボード、チケットなどに自身のロゴなどを掲載することで「e Toro」のブランド力上昇、そして仮想通貨「ビットコイン」の認知度の向上にも寄与するであろう。
「e Toro」の欧州におけるマネジメントディレクターは「今回のプレミアリーグ7チームとのスポンサー締結できたことをうれしく思っている。そして、ビットコイン決済でスポンサー料を支払ったことで、サッカークラブの一つの歴史を作ったことになるでしょう」とコメントした。
ビットコインなどの仮想通貨の用途はスポーツ界でも広がりを見せている。最も、「Sportsbet.io」などのブックメーカーはビットコインでの決済でスポーツベッティングを楽しめるプラットフォームをどこよりも先駆けて顧客に提供している。
例えば、上記のように「e Toro」とスポンサー契約を結んだレスター・シティの最多得点者オッズでは、岡崎がチーム5番手の13.50倍のオッズが付いていたりする。その他、プレミアリーグの優勝オッズなども発表し、顧客にビットコインでスポーツベッティングを楽しんでもらえるようなコンテンツを提供している。