東海クラシック2018:小平智の連覇か?ブックメーカー優勝オッズでトップ評価の池田勇太か?
アメリカのPGAツアーのプレーオフ最終戦「ツアー選手権2018」が、タイガー・ウッズの約5年ぶり、1876日ぶりとなる優勝で幕を閉じた。日本の国内ツアーもいよいよ終盤戦に差し掛かってきた。
日本国内男子ツアー「トップ杯東海クラシック2018」が27日から4日間、愛知県の三好カントリー倶楽部(7,330ヤード・パー72)で開催される。昨年の大会覇者である小平智やアジアパシフィックダイヤモンドカップを制した池田勇太ら日本人トッププロが顔をそろえる。
日本語にも対応しているブックメーカー「NetBet」は、日本国内ツアーの注目の試合に対して優勝オッズを発表。優勝最有力には池田の名前を挙げて、7.25倍のオッズをつけた。2番手には国内賞金レースで首位を走る今平周吾で7.75倍、3番手にはディフェンディングチャンピオンの小平で16.50倍と続いた。
優勝候補の本命は池田とブックメーカーは見ているようだ。全米プロ帰りの8月のKBCオーガスタで7位タイ、フジサンケイクラシックで6位タイ、ISPSハンダ・マッチプレー選手権では4位と調子を上げ、前週のダイヤモンドカップではアジアの強豪選手が集まる中で見事に今季ツアー初優勝を果たした。勢いそのままに、同大会初制覇で2週連続Vなるか?
対抗に名前が挙がった今平は、現在賞金ランキング1位(75,653,573円)で同3位の池田(61,102,067円)と約1400万円の差をつけている。さらにはKBCオーガスタ、フジサンケイクラシック、マッチプレー選手権といずれも池田の成績を上回った。今シーズンまだ優勝こそないものの、2位が3回、3位が2回と上位の成績をコンスタントに残しているのが大きな強みだ。
そして忘れてはならないのが、連覇を狙う小平だ。何といっても今シーズン日本人選手として5人目となる米国ツアーで優勝した(4月:RBCヘリテージ)。国内ツアーの出場は7月の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」以来となり、今季5試合目となる。本大会は複数回優勝した選手はいるものの、大会連覇を果たした選手はこれまで皆無で、小平は優勝して新たな歴史を作ることが出来るかにも注目だ。
ブックメーカー「NetBet」が発表した優勝オッズでは、最年少26歳で選手会長に就任し、2009年大会の覇者である石川遼が4番手タイの19.00倍のオッズとなっている。2016年8月のKBCオーガスタ以来となる優勝なるか。フジサンケイクラシックで今季ツアー初制覇を果たした星野陸也は8番手の29.00倍のオッズとなっている。