松山英樹の2018-2019シーズンがいよいよスタートする。
米男子ツアー「ザ・CJカップ2018」が18日から4日間、韓国のナイン・ブリッジスで開催される。日本からは松山が参戦し、前週のCIMBクラシックは右手首痛のため欠場したために済州島で行われる本大会が今季開幕戦となる。
日本語にも対応しているブックメーカー「NetBet」がザ・CJカップ2018の優勝オッズを発表し、世界ランク22位の松山は4番手となる14.50倍のオッズがついた。ポストシーズン含めた昨シーズンのラスト5試合は11位タイ、15位タイ、4位タイ、15位、4位タイと安定して上位の成績を残した松山は、2017年8月のWGCブリヂストン招待以来の優勝を狙う。
優勝最有力には、ディフェンディングチャンピオンで世界ランク4位のジャスティン・トーマスで6.25倍のオッズが付いた。前週にマレーシアで開催された「CIMBクラシック」では最終日に64をマークして19位から5位まで順位を上げる猛チャージを見せたトーマス。PGA公式サイトが発表するパワーランキング(優勝予想)でも堂々の1位に推されているトーマスの連覇は十分に考えられる。
パワーランキングで松山の2位に告ぐ3位に評価されているのが、マーク・リーシュマンだ。前週のCIMBクラシックを制して世界ランクを8つ上げて、リーシュマンは現在16位と松山の上を行く。「NetBet」が発表した優勝オッズでは、松山と並んで4位タイの14.50倍のオッズがついており、連勝なるかにも注目が集まる。
ブックメーカーの優勝オッズで2番手には、2017-2018年シーズン年間最優秀選手のブルックス・ケプカで9.00倍、3番手には世界ランク12位のジェイソン・デイで12.50倍と続いている。
本大会初出場となる松山がアジア勢の意地を見せてくれるのか?松山の右手首のケガの回復具合も気になるが、早くも2018-2019シーズンが動き出す。