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凱旋門賞連覇のエネイブルがブリーダーズカップターフ2018参戦!ブックメーカーオッズは1.57倍で1番人気に

凱旋門賞連覇を果たした最強牝馬のエネイブルが、今度は海を渡ってアメリカの地での偉業に挑戦する。

アメリカ最大の競馬の祭典「ブリーダーズカップ2018」が現地2日、3日両日に渡ってチャーチルダウン競馬場で開催される。2日間で行われるG1レースの数は13レースと、アメリカ国内はもとより海外の強力馬が集い、熱いバトルを繰り広げる。

イギリスの老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表したブリーダーズカップ2018のG1レースオッズとその日程をまずは紹介しておこう。現地2日は2歳馬限定のレースのみを行う「フューチャーズスターズフライデー」、そして3日は3歳以上のレースのみを行う「チャンピオンシップサタデー」となっている。

【ブリーダーズカップ2018主なレース日程とオッズ】
<2日(金)>
ジュべナイルターフスプリント
ジュべナイルフィリーズターフ
ジュべナイルターフ
ジュべナイル
ジュべナイルフィリーズ
<3日(土)>
マイル
フィリー&メアターフ
ディスタフ
ダートマイル
クラシック
ターフスプリント
スプリント
※レース名をクリックすると「ウィリアムヒル」発表の最新オッズが確認できます。

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エネイブルが満を持して出走するのが、現地3日(日本時間4日午前5時56分発走予定)に行われるブリーダーズカップターフ(G1、2400㍍・芝)だ。ブックメーカー「ウィリアムヒル」ももちろんオッズを発表しており、このエネイブルに1.57倍の1番人気をつけている。

エネイブルの一番人気にケチをつけるものはもはやいないだろう。これまで10戦して9勝、そのうちG1勝利は凱旋門賞の連覇(2017年&2018年)を含む6勝、さらには現在8連勝中と向かうところ敵なしだ。今年の凱旋門賞はケガで今年2レース目の戦いとなったために、ケガからの回復具合やレース感に対して不安もあったが見事に払拭した。やはり、2400㍍の距離では無類の強さを見せるエネイブルが初のアメリカ遠征でも勝利するのか。

ストップ・ザ・エネイブルの急先鋒となりそうなのが、2番人気の6.50倍のオッズとなったヴォルトガイストだろう。凱旋門賞2018では4着とエネイブルの後塵を拝したフランスの4歳牡馬ヴォルトガイストだが、7月のサンクルー大賞(仏G1、2400㍍・芝)を制するなど、シャンティ大賞、フォア賞(ともに、仏G2)と2400㍍レースでの勝利が好材料だろう。

また、地元アメリカ馬も黙ってはいないだろう。5番人気の15.00倍のオッズとなったチャンネルメーカーは、今年8月のソートダンサーS(米G1、2400㍍・芝)では約1年ぶりとなる2400㍍のレースに出走して2着と好走。そして、9月のジョーハーシュターフクラシックS(米G1、2400㍍・芝)では、アーリントンミリトンの勝ち馬ロバートブルースを4馬身半差つけて見事に勝利した。アメリカの期待を背負うチャンネルメーカーも十分にエネイブル倒しの可能性はある。

そのほか、G2レース2勝でイギリスから遠征してG1初制覇に挑戦するマジカル(8.00倍)や昨年のブリーダーズカップターフを制したタリスマニック(13.00倍)などが虎視眈々と打倒エネイブルを狙う。

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