NCAAカレッジバスケットボール2018-2019:八村塁のゴンザガ大の悲願の優勝なるか?ブックメーカー優勝オッズは4番手予想
アメリカのカレッジバスケットボールシーズンがついに幕を開ける。
NCAAカレッジバスケットボール男子2018-2019シーズンが現地6日に開幕する。どちらかといえば縁が遠かった米カレッジバスケだが、この男の活躍で日本のバスケットファンも釘づけになっている。
米強豪のゴンザガ大に入学した八村塁だ。彼が3年目を迎えるシーズンとあって、八村のパフォーマンスに日本のみならず全米からも熱い視線が注がれそうだ。
日本語にも対応しているブックメーカー「ウィリアムヒル」が、NCAAカレッジバスケ2018-2019の優勝オッズを公表し、八村率いるゴンザガ大は昨シーズン2年ぶり3度目の優勝を果たしたビラノバ大と並んで4番手となる11.00倍のオッズと高評価を受けている。
ゴンザガ大は昨シーズンも優勝候補の一角に挙げられていたが、通算32勝5敗、マーチ・マッドネスではスィート16で敗退した。八村は、昨シーズン試合出場時間は20.7分、平均11.6得点を奪ったがチームは全米No.1へとは進むことは出来なかった。
今シーズン八村は主力フォワードとして期待されており、アメリカのスポーツ専門局「ESPN」が来年のNBAドラフト候補の特集記事で八村を全体の12番目に挙げるなどその期待は大きい。今シーズンからNBA入りも可能だった八村だが、ゴンザガ大に残留し、悲願の初優勝へと牽引する覚悟で開幕戦となる現地7日のアイダホ州立大戦からエンジン全開でプレーすることだろう。
ゴンザガ大が全米チャンピオンになるまでには道のりは決して楽なものではなさそうだ。
ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表した優勝オッズで、優勝最有力に目されているのがデューク大で7.00倍のオッズがついた。何といっても期待の大型ルーキーであるザイオン・ウィリアムソンらの加入も大きい。”レブロン2世”との呼び声も高く、デューク大が新戦力の力を背景に大きく躍進を果たしそうだ。
また優勝2番手にはカンザス大が挙がっており、9.00倍のオッズとなっている。こちらも世代最強とも言われているクエンティン・グライムスがチームを優勝へと牽引しそうだ。3番手には過去8度の全米制覇を果たしているケンタッキー大が10.00倍と続いており、ゴンザガ大優勝にはこれらのチームをなぎ倒していかなければならない。
さあ、いよいよカレッジバスケの新シーズンがスタートする。八村が全米No.1の称号を得る姿を見ることができるか?