障害レースで強さを発揮していたオジュウチョウサンは日本最高のジョッキー武豊とのコンビで偉業達成なるか？
冬のグランプリレース「有馬記念2018」（G1、2500㍍・芝）が中山競馬場で23日午後3時25分に発走する。20日午後5時から公開された枠順抽選会で枠順が確定。注目を集めるオジュウチョウサンは1枠1番となった。
【有馬記念2018枠順】
1-1 オジュウチョウサン(牡7、武豊・和田正一郎)
1-2 クリンチャー(牡4、福永祐一・宮本博)
2-3 モズカッチャン(牝4、M.デムーロ・鮫島一歩)
2-4 マカヒキ(牡5、岩田康誠・友道康夫)
3-5 パフォーマプロミス(牡6、C.デムーロ・藤原英昭)
3-6 サトノダイヤモンド(牡5、B.アヴドゥラ・池江泰寿)
4-7 サウンズオブアース(牡7、藤岡佑介・藤岡健一)
4-8 ブラストワンピース(牡3、池添謙一・大竹正博)
5-9 リッジマン(牡5、蛯名正義・庄野靖志)
5-10 ミッキースワロー(牡4、横山典弘・菊沢隆徳)
6-11 ミッキーロケット(牡5、O.マーフィー・音無秀孝)
6-12 レイデオロ(牡4、C.ルメール・藤沢和雄)
7-13 スマートレイアー(牝8、戸崎圭太・大久保龍志)
7-14 キセキ(牡4、川田将雅・中竹和也)
8-15 シュヴァルグラン(牡6、H.ボウマン・友道康夫)
8-16 サクラアンプルール(牡7、田辺裕信・金成貴史)
オジュウチョウサンは2016年4月の中山グランドジャンプ（障害G1）での勝利以来、目下11連勝中と負けなし。中山グランドジャンプ3連覇、中山大障害2連覇など障害レースで輝かしい成績を残したオジュウチョウサンは、今年の夏に平地レースに転向。開成山特別（500万下）、そして先月の南武特別（1000万下）で武豊騎手とのコンビで見事に連勝して、有馬記念出走の権利を獲得した変わり種馬だ。
イギリスの老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」は有馬記念2018のオッズを公開し、オジュウチョウサンは今年の凱旋門賞に挑戦したクリンチャーや今年の宝塚記念を制したミッキーロケットと並んで8番手の17.00倍のオッズとなっている。平地戦で1000万以下でした勝っていない馬が実力上位の馬と同等の評価を受けていること、そして武豊が騎乗することでさらに注目が集まることだろう。
ただし、そう簡単に勝たしてはもらえないだろう。
1番人気の2.75倍オッズとなっているレイデオロは頭一つ抜けた印象だ。天皇賞秋では1分56秒8という驚異的なタイムをたたき出して勝利したことはブックメーカー市場においても高い評価につながっている。
2番人気で5.00倍のオッズが付いているキセキもスピードと言う点では非常に面白いだろう。前走のジャパンカップでは世界レコードをマークして勝利したアーモンドアイに次ぐ2着は十分に評価に値する。昨年の菊花賞馬ということでスタミナも十分であることを考えると、自身G1レース2勝目も十分にありえるだろう。
今年の菊花賞で1番人気に推されながらも4着に終わったブラストワンピースは今回は3番手の9.00倍オッズからリベンジを誓う。また、2016年の有馬記念を制したサトノダイヤモンド、昨年のジャパンカップ覇者シュヴァルグラン、そして2016年の日本優駿馬マカヒキらが11.00倍のオッズで虎視眈々と有馬記念Vを狙っている。
平成最後となる有馬記念をぜひ「ウィリアムヒル」で楽しんではいかがだろうか？今ならば、有馬記念に10ドルをベットすれば5ドルのフリーベットをゲットできるキャンペーンを実施しているので、ぜひこの機会を逃さないでいただきたい。