サイトアイコン カジラグ

男子ゴルフメジャー初戦「マスターズ2019」:松山英樹のメジャー初制覇なるか?優勝オッズは10番手タイの31倍!

男子ゴルフのメジャー初戦「マスターズ2019」が日本時間11日から4日間、アメリカはジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで行われる。

日本からは松山英樹を筆頭に、昨年の国内男子ツアー賞金王の今平周吾、米ツアーで初優勝も果たした小平智、そしてアマチュアから東北福祉大の松山の後輩にあたる金谷拓実の計4選手が最高峰の舞台に立つ。

イギリスの老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表したマスターズ2019優勝オッズによると、優勝候補筆頭にはローリー・マキロイで唯一の一桁となる9.00倍オッズが付いた。2番手にはダスティン・ジョンソンで13.00倍、3番手にはジャスティン・ローズが15.00倍で続いた。2005年大会以来5度目の優勝を狙うタイガー・ウッズは、ジャスティン・トーマスと並んで5番手の21.00倍のオッズとなった。

関連記事

何といっても注目は、マキロイだ。全米、全英、全米プロとメジャー大会を制してきたが、このマスターズだけは2015年大会の4位が自己最高順位で、キャリアグランドスラム達成に本大会での優勝を熱望する。

PGAツアーの公式サイトが発表する「パワーランキング(優勝予想)」においても、「生涯グランドスラムに必要なのはあとグリーンジャケットのみ。その準備はできている」とマキロイの優勝を期待する声は強く、ランキングも1位となっている。

松山の優勝オッズは全体10番手で、ジェイソン・デイやトミー・フリードウッドと並んで31.00倍オッズとなった。一番の心配は松山のコンディション。3月末のWGCデルテクノロジーズ・マッチプレー出場後、風邪を引いており、その間は身体を休めていたという。病み上がりのプレーでどこまでパフォーマンスを上げられるかに一抹の不安があるのは否めない。

それでも、「ウィリアムヒル」が発表したマスターズ2019トップ日本人プレイヤーオッズで1.33倍でトップに立つ松山。パワーランキングでも「日本男子で初のメジャーチャンピオン誕生が実現しそう」と評され、トップ10入りを果たしているだけにコンディションが整えば偉業達成も十分に可能であろう。

その松山の背中を追うのが、今回アマチュアとしてマスターズ初出場を果たした金谷拓実だ。松山と同じ東北福祉大で研鑽する20歳は、アジアパシフィックアマチュア選手権で見事に優勝し、オーガスタ行きのチケットを手にした。

日本人トップオッズで11.00倍、全体の優勝オッズでは1001.00倍オッズと優勝争いをするには厳しいだろうが、第2の松山になるべくマスターズで経験を積んで日本のゴルフ界を牽引して欲しいと関係者は願う。

今回のマスターズには金谷も含めて6選手が出場するが、ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表したトップアマチュアオッズで金谷は2番手の3.75倍オッズと高い評価を受けている。

今回のマスターズは、マキロイのキャリアグランドスラム達成、松山のメジャー初制覇に加えて、金谷の世界のトップアマチュアになるという偉業も見られるかもしれない。

モバイルバージョンを終了