FIFA女子ワールドカップ2019:なでしこジャパンの2度目の優勝なるか?ブックメーカーがオッズ発表!
2011年のドイツ大会での初制覇以来、2大会振りとなるワールドカップ制覇なるか?日本代表女子”なでしこジャパン”の世界一への挑戦が再びスタートする。
FIFA女子ワールドカップ2019が7日からフランスで開幕する。出場24カ国の中にもちろん日本も名を連ねており、予選リーグで日本はグループDに入り、イングランド、スコットランド、アルゼンチンと同組となった。
日本はグループDを突破できるか?
ビットコインなどの仮想通貨が使える日本語にも対応しているブックメーカー「Sportsbet.io」が発表したグループD首位オッズ(優勝オッズ)によると、日本は2番手となる2.50倍オッズとなった。各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出できることを考えると、最有力のイングランド(1.55倍)と日本がこのグループを勝ち抜ける公算が強い。
日本は現地時間11日午前1時からグループリーグ初戦でアルゼンチンと戦う。第2戦は同14日午後10時からスコットランドと合間見える。初戦、第2戦と格下相手となるが、日本はしっかりと勝ち切って、グループリーグ突破を決めた上で、同20日午前4時から行われる第3戦のイングランド戦を迎えたいところだ。
イングランドは同組でランキングが最も高い3位で、同7位の日本よりも上をゆく。仮想ヨーロッパチームで挑んだ2日のスペイン戦では、「スイッチの入れどころがなく、ぼんやりとした試合になってしまった」と高倉麻子監督が語るように、見せ場を作れずに1-1のドローに終わった。このグループリーグで格上のイングランドとどのような試合ができるかで、決勝トーナメント以降の戦いが見えてきそうだ。
優勝オッズで日本は6番手14.5倍!最有力はアメリカ、僅差で地元フランス!
決勝トーナメントを勝ち残って、世界の頂点に立つのは?ブックメーカー「Sportsbet.io」が発表した女子ワールドカップ2019優勝オッズによると、なでしこジャパンは6番手となる14.50倍オッズとなった。
2011年は初優勝、そして前回大会となる2015年はアメリカに決勝で敗れて準優勝と、実績は申し分ない日本。しかし、優勝を経験したメンバーはほとんどチームを離れており、世代交代を迎えてのワールドカップでどこまで勝ち上がれるかは未知数だ。
優勝最有力には連覇を狙うアメリカで4.20倍となった。こちらは、優勝も経験している大エースのアレックス・モーガンは健在だ。2番手には、僅差で地元フランスで4.25倍、3番手には過去2度の優勝経験を持つドイツで6.20倍と続いた。日本がグループリーグで対戦するイングランドは4番手の7.10倍、日本と僅差の5番手にいるオランダは14.00倍オッズとなった。
ゴールデンボール争いはモーガンが最有力!日本からは熊谷紗希がノミネート
個人賞争いにも注目だ。ワールドカップの最優秀選手賞(MVP)”ゴールデンボール”のオッズも「Sportsbet.io」から発表された。最有力には、アメリカのモーガンで4.90倍オッズとなった。2015年のカナダ大会では同僚のカーリー・ロイドが同賞を獲得したが、いよいよモーガンの出番がやってくるのか?
日本からはディフェンダーの熊谷がノミネートし、12番手の28.00倍オッズとなった。2011年大会の優勝の味を知る数少ない熊谷が、2011年大会でゴールデンボールを獲得した澤穂希以来となる日本人2人目の受賞なるかに期待だ。