サイトアイコン カジラグ

全英オープン2019:今季海外メジャー最終戦で松山英樹が初優勝を飾れるか? ブックメーカーは34.5倍オッズ

Hideki Matsuyama, of Japan, tees off on the first hole during the final round of the 3M Open golf tournament Sunday, July 7, 2019, in Blaine, Minn. (AP Photo/Andy Clayton- King)

あっという間にゴルフの海外メジャーが最終戦を迎えようとしている。全英オープン2019がイギリスのロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフ・クラブで18日から4日間開催される。

日本人プレイヤーは、松山英樹を筆頭に日本オープンで優勝した稲森佑貴、昨年の国内賞金王の今平周吾、SMBCシンガーポールオープン2位の藤本佳則、アマチュアの金谷拓実、さらにはミズノオープンで優勝した池田勇太のほか、堀川未来夢、浅地洋佑が出場を予定している(13日現在)。

関連リンク

何といっても松山のメジャー初制覇に注目が集まる。前戦となる今季初開催となった米男子ツアー「3Mオープン」ではトータル16アンダーで7位タイに入り、2年ぶりとなつツアー優勝を彷彿させる戦いぶりで一気に期待が膨らんだ。

「なかなか波に乗ることはできなかったけど、うまくまとめられたってのはすごく大きいし、そういうところ(トップ10)で終われたのは次の試合にプラスになると思う」と手応えを口にした松山に全英オープン初制覇に視線が注がれる。

関連記事

ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)が使用できるブックメーカー「Sportsbet.io」が全英オープン2019の優勝オッズを発表し、松山は18番手の34.50倍のオッズがついた。ツアー優勝から2年遠ざかっているにもかかわらず、このオッズは「今回こそは」というスポーツベッターの期待も込められているのかもしれない。「最終ホールで1打を争うくらいになってくれればすごく楽しみだなと思う」と松山が話すように、終盤まで上位に食らい付くことができれば優勝チャンスはある。

そして、最も注目を集めそうなのがタイガー・ウッズだ。「Sportsbet.io」が発表したオッズではダスティン・ジョンソンと並んで3番手の14.50倍オッズとなっている。ウッズは世界ランクを5位まで戻しており、ジョンソンは現在2位。ともに世界トップに立った両者は”定位置”の奪還を狙わないわけにはいかない。

今シーズンメジャー初戦のマスターズで、ウッズは2005年大会以来となる13年ぶり5回目の優勝を果たした。松山がツアーで2年優勝から遠ざかっているといったが、ウッズはメジャー大会で2008年の全米オープン以来10年勝てていなかった。今回の全英にウッズが勝てば、2006年大会以来4回目のVとなる。

もう一人の注目は、ブルックス・ケプカだ。優勝オッズは2番手の10.00倍となっている。全米オープンの2017、2018年大会連覇、そして全米プロゴルフ選手権では昨年に続き今季も優勝し、この2年でメジャーで4度優勝を果たしている今最も勢いのある選手だろう。

ケプカはアメリカで開催される大会はめっぽう強さを発揮するが、こと全英オープンとなるとこれまでの最高成績は2017年大会の6位タイと最も優勝から遠い位置にいる。今回の全英オープンで優勝すれば、さらに強さに拍車がかかり、生涯グランドスラム達成までウッズの後塵を拝して2位に甘んじたマスターズのみとなる。

Sportsbet.io」が発表した全英オープン2019優勝オッズで、最有力候補は地元のローリー・マキロイで8.90倍となっている。このマキロイも2014年の全英を最後にメジャー優勝から遠ざかっている。5年ぶりの全英制覇で地元ファンを大いに沸かせて欲しいものだ。

モバイルバージョンを終了