バドミントン世界選手権2019:日本勢のメダルラッシュに期待!桃田賢斗の男子シングルス連覇なるか?
バドミントン世界選手権2019が19日から25日までスイスのバーゼルで行われる。昨年の世界選手権で日本勢として初優勝を果たした桃田賢斗の連覇などに期待が集まる。
世界選手権連覇の期待がかかる桃田は「連覇はすごい難しいことだと思うが、そこに向かって挑戦していって2連覇を成し遂げたいと思う」と記者会見で述べて、連覇への決意を語った。今年3月に行われた全英オープンでも男子シングルスで初めて世界一に輝いた24歳の桃田は自信を持って世界選手権へと挑む。
19日に男女シングルス、ダブルス、および混合ダブルスの1回戦がスタート。早速、世界ランク1位の桃田が19日の開幕戦に登場し、同105位のファム・キャオ・クオンと対戦する。日本語にも対応しているブックメーカー「NetBet」が1回戦のマッチオッズを発表し、桃田勝利が1.002倍に対してクオン勝利が11.00倍と圧倒的に桃田が有利との見立てだ。
男子シングルスには、桃田以外には西本拳太と常山幹太が、また、男子ダブルスには園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大、保木卓朗/小林優吾、井上拓斗/金子祐樹の4ペアが出場する。桃田以外の試合のオッズは「NetBet」のトップページから、バドミントンを選択して「世界選手権(World Championship)」で確認できる。
女子はシングルス、ダブルスで優勝の可能性大!?
女子は、日本勢が世界ランキング上位を占めている。
女子シングルスでは、山口茜が世界ランク1位、奥原希望 が同4位となっており僅差の中で上位に二人の日本勢がいる。山口は今季出場した個人戦10大会のうち4大会で優勝するなど、絶好調。7月には2大会連続で優勝し、世界ランク1位を獲得した。昨年の同大会では銅メダルを獲得しており、世界1位で挑む本大会に「挑戦者の気持ちで、自分の今の精いっぱいのプレーを出したい」と気負いはない。
奥原も山口に世界ランク1位の座を奪われ、昨年の同大会ではベスト8止まりと悔しい思いをしている。この世界選手権で優勝して雪辱を晴らしたいところだろう。山口も奥原ともに1回戦は免除され、山口は2回戦でイェオ・ジャミン(32位)とアリエ・デミルバグ(58位)の勝者と、奥原はエフゲニア・コセツカヤ(33位)とネスリハン・イギット(38位)と対戦することになる。
美人として知名度を上げている世界ランク24位の大堀彩は世界選手権3年連続の出場となる。1回戦から登場し、同26位の張雁宜と対戦する。ブックメーカー「NetBet」が発表したオッズでは、大堀勝利が1.76倍に対して張勝利が1.83倍とオッズは非常に拮抗しており実力伯仲の試合が展開されそうだ。
女子ダブルスは世界ランクトップ3が日本勢で占められている。現在の世界ランク1位は永原和可那/松本麻佑、同2位に髙橋礼華/松友美佐紀、そして同3位には福島由紀/廣田彩花となっており、日本勢のメダル独占も十分に考えられる。
リオ五輪で女子ダブルスで金メダルを獲得して日本のバドミントン界を牽引した”タカマツペア”だが、昨年の同大会では3回戦で敗れてしまった。来年の東京五輪に向けて今回の世界選手権で弾みをつけたいところだ。2回戦から登場する”タカマツペア”は、ホンデリッチ/ツァイとマパサ/サマービルの勝者と対戦する。
前回の世界選手権では日本勢4番手の出場ながら、見事に女子ダブルスで日本に金メダルをもたらした永原/松本には連覇の期待が高まる。1回戦は不戦勝で、2回戦でピキ/セイネンと吳詠瑢/楊雅婷の勝者と初戦を迎える。また、前回大会で銀メダルの”フクヒロペア”は決勝で敗れた悔しさを胸に初戦となる2回戦でイングランドとロシアペアの勝者と対戦することになる。
ブックメーカー「NetBet」は男女シングルス、ダブルス、混合ダブルスのマッチオッズを随時発表している。