ちょっといやらしい言い方になるが、「相撲賭博」に実は参加できる―。

大相撲九月場所2019（秋場所）初日の取り組みが8日に両国国技館で行われ、横綱・白鵬が平幕の北勝富士に寄り切られて黒星スタートとなった。日本国籍取得後初の取り組みで多くの注目を集めたが、通算22個目となる金星を与えた。そして、2日目となる本日9日から白鵬は休場することとなった。

初日に白鵬が金星を与えたのは初めてのことだったのだが、よもやの横綱黒星に騒然となったのは会場の客だけでなく、ブックメーカーでスポーツベッティングを行っていた愛好家たちもそれ以上に心穏やかではなかったであろう。

日本語にも対応しているイギリスの老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」は、先場所から大相撲ベッティングの提供を開始した。そして、今場所についても幕内の取り組みのマッチオッズを毎日発表しているが、初日の「白鵬対北勝富士」戦にも以下のようなオッズが出ていた。

北勝富士：5.0倍
白鵬：1.14倍

オッズだけ見れば、まあ横綱が安心して勝利する見立てが成立するものだ。しかし、横綱が敗れたために「ウィリアムヒル」は北勝富士勝利に5倍の払い戻しを余儀なくされたのだ。手堅く賭けていた相撲ファンは頭を抱えたに違いない。

このようなことが起こるので、ブックメーカーでのスポーツベッティングがまた楽しいとも言えるのだが、そもそも「大相撲のベッティングを楽しめるの？」という声が聞こえてきそうなので、簡単に説明しようと思う。

「ウィリアムヒル」のスポーツページに行くと、上部にスポーツ種類が並んでいる。その中に大相撲が開催されている期間のみ「相撲」という項目が出てくる（上記画像）。これをクリックすると、その日の幕内の取り組みオッズ（試合ベッティング）が表示される。

そして、自分がベットしたいオッズをクリックすれば、その力士が勝利するというオッズにベットすることが出来るのだ。例えば、横綱・鶴竜は2日目（9日）に北勝富士と対戦するが、上記の2日目の取り組みオッズ表を見ると、鶴竜勝利が1.3倍に対して北勝富士勝利が3.4倍となっている。2日続けて”給金”と予想するなら、北勝富士勝利の3.4倍をクリックすればよい。非常に簡単だ（上記のオッズ表をクリックすると、最新のオッズが確認できる）。

ただし、大相撲のスポーツベッティングに参加するには、事前にウィリアムヒルに登録（無料）をしておかなくてはならない。非常にシンプルだと思うのだが、以下のページに分かりやすくまとめているので参照されたい。

横綱・白鵬の2日目からの休場で秋場所の優勝争いはどう展開されるのか？ブックメーカーのオッズを見ながら楽しんでみてはいかがだろうか？