南アフリカから歴史的大金星を挙げて4年の月日が流れた。ラグビーワールドカップ2019が日本の地でいよいよ20日から約1ヵ月半の長い戦いが幕を開ける。
開幕戦は20日午後7時45分から味の素スタジアムでホスト国で世界ランク10位の日本が同20位のロシアを迎えて行われる。ロシア戦のメンバーが発表され、先発にラグビーＷ杯初出場のＳＨ流大や、左足首痛からの復帰戦となるNo.8姫野和樹らが名を連ねた。
会見に挑んだジェイミー・ジョセフHCは「非常に強いチームを構成することができた。明日で準備は全て完了する。過去最高の準備ができた。試合が楽しみだ」と力強く述べ、日本ラグビー界の悲願である決勝トーナメント進出へ意気込みを見せていた。
ラグビーの母国イギリスのブックメーカー「ウィリアムヒル」が注目の開幕戦「日本対ロシア」のマッチオッズを発表し、日本勝利が1.02倍に対してロシア勝利が21.00倍と日本が圧倒的に有利と見られている。日本がベスト8入りを狙うのであれば絶対に負けは許されない相手だ。
日本はプールAに入っており、初戦でロシアとの対戦を皮切りに、28日に世界ランク1位のアイルランド、10月5日に同16位のサモア、そして10月13日に同7位のスコットランドと対戦することになっている。日本よりも世界ランクが下位のロシアとサモアには確実に勝利し、格上のスコットランドかアイルランドのいずれかから金星を挙げることが決勝トーナメント進出には不可欠となる。決勝T進出へのボーダーラインは「3勝」となってくるだろう。
「ウィリアムヒル」が興味深いオッズを発表している。日本がどのステージで敗退するか？のオッズだ。そのオッズによると、最有力がグループステージ（プールA）で敗退が1.28倍となっているが、準々決勝敗退が4.0倍と非常に現実味のある数字がはじき出されているのだ。決勝トーナメントに進出する可能性というのが「4倍」のオッズと考えたら、ラグビーW杯の歴史の中で未だに決勝T進出を果たしたことがない日本に対して、非常に好感の持てる高い評価と見てよいのではないか。
また、プールAを突破する2チームの1位と2位の組み合わせを当てる「プールAストレートフォレキャスト」オッズも発表されており、最有力は世界ランク1位のアイルランドが1位、同7位のスコットランドが2位の組み合わせて1.5倍となっている。注目は2番手だ。1位アイルランドで2位が日本という組み合わせが3.75倍となっている。となると、やはり日本はスコットランドから勝利を収めることが求められる。
見事に日本が決勝トーナメントに進出することが出来れば、あとは優勝を目指してトーナメント戦を勝ち上がるだけだ。ブックメーカー「ウィリアムヒル」がワールドカップ2019の優勝オッズを発表し、日本は10番手の151.0倍となっている。
優勝最有力は大会連覇を狙うオールブラックス（ニュージーランド）で2.25倍、2番手には前回大会において日本を率いたエディ・ジョーンズHC率いるイングランドと日本が撃破した南アフリカでともに5.0倍で続いている。
日本が決勝トーナメント進出の可能性が世界的に見て高まっていることで、今回のラグビーW杯はこれまでにない盛り上がりを見せるだろう。ブックメーカー「ウィリアムヒル」は今回のラグビーW杯からスポーツベッティングを始める方に、大変お得なプロモーションを発表した。
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