Jリーグ2020:新型コロナウィルスの影響で順延か?ブックメーカーが優勝オッズ発表!
Jリーグの2020年シーズンが21日に開幕し、その先陣を切って浦和レッズと湘南ベルマーレが激突し、壮絶な打ち合いの末に浦和が3-2で湘南を下した。その他のカードも22日と23日に行われ、ようやく日本のサッカーの春がやってきたと思っていた矢先、25日にJリーグが26日開催のルヴァンカップグループステージ第2節の延期を発表した。
【「新型コロナウイルスの影響による、2月26日(水)のルヴァンカップ開催延期と以降の公式戦開催について」(Jリーグが25日発表)】
Jリーグは、2月26日(水)に開催予定の2020JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節のすべての試合について、開催延期を決定いたしました。また、3月15日(日)までに開催予定のすべての公式戦の開催延期について、本日の理事会で起案いたします。
スポーツには国民に活力を与える大きな力があり、重要な社会のインフラであると信じておりますし、Jリーグには豊かなスポーツ文化を振興していく責任があるとも感じています。
これまでの公式戦は、多くのファン・サポーターの皆様のご協力のもと、大きなトラブルもなく無事に終えることができました。
しかし昨日開催された、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議にて「これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります」との見解が発表されました。Jリーグは、感染予防対策および拡散防止のために最大限の協力をしていくとともに、3月中旬の公式戦の再開に向け準備を進めてまいります。
延期が決定した試合の代替開催日およびチケットの取り扱いについては、決定次第お知らせいたします。(「Jリーグ公式HP」より引用)
ルヴァンカップについてはともかく、その本体であるJリーグ自体の試合すら3月15日まで全ての公式戦を延期する可能性を示唆したのだ。
もし、延期されることになれば多くのJリーグファンはもとより、この記事をお読みのスポーツベッティング愛好家たちの予想を一から練り直す必要性が出てくるのかもしれない。
ビットコインなどの仮想通貨でベッティングに参加できる日本語対応のブックメーカー「Sportsbet.io」が発表した優勝オッズ(2月25日現在)によると、開幕戦でサガン鳥栖(優勝オッズ:92.00倍)とスコアレスドローに終わった川崎フロンターレが最有力候補となっており、4.00倍のオッズが付いた。
2番手にはほぼ差がなく昨シーズンの王者である横浜F・マリノスで4.05倍、3番手にはFC東京で6.30倍と続いている。連覇を狙う横浜F・マリノスだが、ホーム開幕戦となったガンバ大阪(優勝オッズ:13.50倍)戦で1-2と敗北を喫し、厳しい連覇への船出を強いられた。一方、アウェイでの開幕戦となったFC東京は、後半一挙に3点を奪って3-1で清水エスパルス(優勝オッズ:61.50倍)に逆転勝利で開幕白星スタートを切った。
優勝オッズ7.40倍で4番手につける鹿島アントラーズは、アウェイでサンフレッチェ広島(優勝オッズ:8.90倍)に0-3のシャットアウト負けを喫し、僅差の5番手オッズ(7.50倍)のヴィッセル神戸はホームで横浜FC(優勝オッズ:104.00倍)に後半何とか追いついて1-1のドローで開幕ゲームを終えた。
優勝オッズ上位5チームのうち、開幕戦で白星を勝ち取ったのはFC東京だけだった。
ブックメーカーが発表する優勝オッズ(アウトライト=Outright)は、日々変動していく。必ずしも開幕前でしか優勝オッズにベットできないというわけではないので、逆に開幕から少し様子を見てベットするのも素晴らしい作戦と言える。自分の目でチーム、選手のパフォーマンスを確かめること、そしてけが人などがいないかをチェックすることなど情報収集をいかに的確に行うかが、スポーツベッティングで勝率を挙げる肝となる。
ブックメーカー「Sportsbet.io」が28日から行われる第2節のマッチオッズを以下のように発表(25日現在)。開催か延期かは理事会で決まるということだが、フライデーナイトJリーグに選ばれた鹿島対神戸の一戦は多くの注目を集めそうだ。
今回の新型コロナウィルスの影響で試合が延期などになれば、チームにとっても影響が出てくるのは間違いないだろう。また、選手たちからコロナウィルスが検出される・・・などといったことが出ればチームへの影響は計り知れないだろう。
もし、第2節以降が延期となれば、スポーツベッターにとってはもう一度チームの戦力などを再考する時間が出来たと思ってプラスに考えてはどうだろうか。常に冷静にオッズを判断することが勝利には不可欠な素質だから。