世界を震撼させている新型コロナウイルスからいち早く自分たちを取り戻そうとしているサッカーリーグがある。それは、ドイツのブンデスリーガだ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月13日からリーグ中断を余儀なくされたブンデスリーガ2019－2020だったが、今月6日に行われたドイツのアンジェラ・メルケル首相と各州代表による会議で、無観客試合の条件付きでリーグ戦の再開で同意。今週土曜日16日から再びリーグ戦がスタートすることになった。

サッカー選手たちや関係者はもちろん、欧州のサッカーファンもこの朗報には喜んだに違いない。そして、世界で最もファンの数が多いサッカーの中で人気の高いブンデスリーガが復活したことは、スポーツベッティングをブックメーカーで楽しんでいる愛好家たちももろ手を挙げて歓喜に浸っているに違いない。

英国の大手オンラインカジノ＆ブックメーカー「ウィリアムヒル」は、16日から再開される第26節のマッチオッズを発表（オッズは14日午後5時現在）。勝ち点55で首位を走るバイエルン・ミュンヘンは日本時間18日午前1時から勝ち点30で11位のウニオン・ベルリンと対戦し、バイエルン勝利が1.20倍に対してベルリン勝利が15.00倍と圧倒的にバイエルン有利との見方を示している。

今季23試合に出場して25ゴールを決めて得点王に最も近いバイエルンのFWロベルト・レヴァンドフスキは、「体力的には十分な準備ができているし、優勝を確実なものとするためにもベストを尽くしたい」と優勝へ自信を見せている。

また、日本人選手が多く活躍しているブンデスリーガには日本からも多くの視線が注がれるに違いない。日本時間17日午前1時30分からは、長谷部誠や鎌田大地がいる勝ち点28で12位のアイントラハト・フランクフルトが、勝ち点49の4位にいるボルシア・メンヘングラードバッハと顔を合わせる。オッズはフランクフルト勝利が3.00倍に対してボルシア勝利が2.30倍とフランクフルトが若干劣勢との見立てとなっている。

日本人選手で特に注目したいのが昨年9月にプロ契約を果たした19歳のアペルカンプ真大だ。父親の転勤でドイツに渡ったことを契機にフォルトナ・デュッセルドルフの下部組織に入り、そのままプロ契約を勝ち取った。フォルトナは現在勝ち点22で16位で、ブンデスリーガ再開後最初の日本人としてピッチに立つ可能性がある。

日本時間16日午後10時30分から勝ち点16で最下位のSCパーダーボルンと行われる一戦は、フォルトナ勝利が2.15倍、SCパーダーボルン勝利が3.25倍とフォルトナが有利に立つ。

ブンデスリーガ2019－2020シーズンの優勝オッズ（アウトライト）もウィリアムヒルで更新され、首位を走るバイエルンが1.22倍で最有力だ。勝ち点51で2位のボルシア・ドルトムントが6.00倍で2番手、同50で3位につけているライプツィヒが10.00倍で3番手と続いている。

さあ、いよいよ欧州のサッカーが再びスタートする。ブックメーカーを休んでいた人もこれから始める人もサッカーの興奮を何倍にもしてくれるブックメーカ－という”スパイス”を使ってみてはいかがだろうか？