ギャンブルの母国・イギリスにおける「オンラインギャンブル市場」が拡大している。
イギリスギャンブル委員会（UK Gambling Commission：UKGS）が発表した2016年4月から2017年3月までの1年間（2016年度）で、イギリスのオンラインギャンブル市場は60億3300万ドル（約6756億9600万円）に到達したと発表した。
この数字は2015年度に比べて10.1%上昇し、イギリスにおけるオンラインギャンブルの成長が著しいことがわかる。イギリスのギャンブル全体の市場が昨年度よりも1.8%しか上昇していないことを考えると、ギャンブルのオンライン化が加速しているといえる。
UKGSのティム・ミラー事務局長は「ギャンブル市場は確実に成長している。特にオンライン部門においてそれは顕著である」と述べており、今後もオンラインカジノなどのインターネットを通じたゲーミングがイギリスのみならず世界中で成長が見込まれそうだ。
日本においては現在、国内におけるカジノ解禁に向けて国会で法律（IR実施法案）が審議に入っている。現在は、海外の政府からライセンスを付与され合法的に運営されているオンラインカジノで日本からでもプレーが可能となっている。