Jリーグの開幕を前に、一足先にアジアサッカークラブNo.1を決める「AFCアジアチャンピオンズリーグ2018」が13日に開幕する。日本のJリーグからは昨シーズンのJ１リーグ王者の川崎フロンターレをはじめ、今月のフジゼロックススーパーカップを制したセレッソ大阪、鹿島アントラーズ、そして柏レイソルの4クラブが参戦する。

アジアチャンピオンズリーグは、まずは書くグループ4チームずつをグループAからグループHまでの8つのグループに分けて各グループ内で「ホーム＆アウェー方式」での総当たり戦を行う。グループリーグは第6節まで行われ、各グループ上位2チームずつが決勝トーナメントに進出することが出来る。決勝トーナメントでも「ホーム＆アウェー方式」が採用され、2試合のトータルスコアで負ければその時点で敗退が決定する。

昨シーズンの浦和レッズに続き、アジアチャンピオンズリーグ連覇の期待がかかる日本勢は、J王者の川崎がグループFに入り、13日にホームで行われる上海上港（中国）と対戦する。また、昨年の天皇杯と今年2月のフジゼロックススーパーカップを制したC大阪は、14日にアウェイで済州ユナイテッド（韓国）と対戦する。

スポーツベッティングを取り扱う「NetBet」（ネットベット）が、アジアチャンピオンズリーグ開幕戦となる13日と14日に行われるグループステージ第1節のオッズを発表。ホームで戦う川崎は2.30倍、上海上港は2.85倍と川崎が若干有利との見立てとなっている。また、14日にアウェーで開幕を迎えるC大阪は3.00倍、済州ユナイテッドは2.30倍とこちらもホームチームが有利との見方を示している。これから日本のサッカーファンを中心に賭け金が集まってくるが、それに負けじと韓国、中国のスポーツベッターも自国クラブの応援ベットを仕掛けてくることからオッズは比較的拮抗しそうだ。

8年ぶりに海外から内田篤人が復帰した鹿島アントラーズはグループHに入り、14日の開幕戦ではホームで上海申花を迎え撃つ。「NetBet」発表のオッズでは、鹿島が1.71倍に対して上海申花勝利が4.90倍と鹿島が圧倒的に有利と見られている。また、Jリーグ勢として第4代表となる柏レイソルはムアントン（タイ）とのプレーオフを3－0で制して、本戦入りを果たした。その柏はグループEに入り、13日の開幕戦は全北現代モータース（韓国）のホームで迎えることになる。柏勝利が4.45倍、全北現代モータース勝利が1.80倍と圧倒的不利なオッズとなっているが、ここからの巻き返しを期待したい。