マーチマッドネス2018:スウィート16進出チーム出揃う!八村塁のゴンザガ大はフロリダ州立大と対戦!
NCAAカレッジバスケットボール男子トーナメント”マーチ・マッドネス2018”は2回戦までが終了した。番狂わせが当たり前のように起こるのがこの”マーチ・マッドネス”だが、今回も多くの有力校が早くも姿を消すことになった。
サウス地区第1シードのヴァージニア大が第16シードのUMBCに54-74で敗れてファーストラウンド(1回戦)で姿を消した。ヴァージニア大はオンラインカジノ「ウィリアムヒル」が優勝オッズ5.50倍と最有力オッズをつけていた。また、セカンドラウンド(2回戦)ではウェスト地区第1シードのザビエル大が、第9シードのフロリダ州立大に70-75で逆転負けを喫して、2回戦敗退となった。
2回戦まででトップシード校が2校も敗れる波乱があることは、おそらくどのスポーツベッターたちも予想できなかったことだろう。
波乱はこれだけではない。
「ウィリアムヒル」が発表していた優勝オッズで優勝候補に2番手の7.00倍のオッズがついていたミッドウェスト地区第3シードのミシガン州立大が、2回戦で第11シードのシラキュース大に53-55で惜敗。また、優勝オッズ5番手の11.00倍のオッズがついていたウェスト地区第2シードのノースカロライナ大も、2回戦で第7シードのテキサスA&M大に65-86で完敗を喫した。9番手の16.00倍オッズでサウス地区第4シードのアリゾナ大は1回戦で、21.00倍のオッズがついていた同第2シードのシンシナティ大は2回戦で相次いでトーナメント表から転げ落ちた。
波乱含みのトーナメントを勝ち上がり、スウィート16(3回戦)に16チームが進出した。特に日本人ファンおよびスポーツベッターが熱視線を送る日本人選手の八村塁が所属するウェスト地区第4シードのゴンザガ大も勝ち残っている。現地22日および23日に行われる3回戦でゴンザガ大は、トップシードのザビエル大を破ったフロリダ州立大と対戦する。
スウィート16の全8試合のオッズ(マネーライン)を「ウィリアムヒル」が発表し、八村率いるゴンザガ大勝利が1.38倍に対してフロリダ州立大勝利が3.20倍とゴンザガ大が優勢との見立てとなっている。八村は2回戦の第5シード・オハイオ州立大戦ではチーム2番目となる25得点を挙げる活躍を見せてチームを牽引した。
トップシード2校については、イースト地区の第1シード・ヴィラノバ大は同第5シードのウェストヴァージニア大と対戦し、ヴィラノバ大勝利が1.40倍に対してウェストヴァージニア大勝利が3.10倍。もう一つのミッドウェスト地区第1シード・カンザス大は同第5シードのクリムゾン大と顔を合わせ、カンザス大勝利が1.50倍に対してクリムゾン大勝利が2.70倍となっており、トップシード2校がともに優勢と見られている。