アメリカ国内でラスベガスのあるネバダ州、デラウェア州に次いでスポーツベッティングが合法化されたニュージャージー州のスポーツブック(ブックメーカー)では、わずか開業2週間で$16.4M(約18億円)の賭け金を集めたこと同州のゲーミング担当部署が明かした。
ニュージャージー州に開業したボルガータカジノ、オーシャンリゾート、そしてモンマスパークの3つのスポーツブックでは、合わせて$3.5M(約3億8500万円)の粗利益があったことを報告した。
モンマスパークとオーシャンリゾートでスポーツベッティングを提供しているブックメーカー「ウィリアムヒル」のジョー・アシャーCEOは、「まだ開業して間もないので早いと言われるかもしれないが、スポーツベッティングが合法化されるまでの間にもスポーツベッティングに対して大きな興味があったことがわかっていたが、今そのことが証明されようとしている」とコメントした。
ニュージャージー州は2週間で約18億円もの賭け金を集めたが、これは同州よりも先にスポーツベッティング合法化に踏み切ったデラウェア州が開業して20日間で集めた賭け金約$7M(約7億7000万円)の倍以上のお金を集めたことになる。
アメリカではスポーツベッティングの合法化の波が来ており、すでに合法化に踏み切ったネバダ州、デラウェア州、そしてニュージャージー州の3州に加えて、ミシシッピ州、ウェストヴァージニア州、ペンシルベニア州、ロードアイランド州、そしてニューヨーク州がスポーツベッティング合法化に舵を切ると見られている。