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イギリス夏の名物競馬2018:サセックスS&ナッソーステークス最新オッズ

日本の競馬はG1戦線が一休み、夏競馬で新馬がデビューしていく季節に突入した。競馬の母国であるイギリスでは夏の名物レースである「サセックスステークス」(Sussex Stakes)と「ナッソーステークス」(Nassau Stakes)の両G1レースがグッドウッド競馬場で8月1日、2日両日に開催される。

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日本時間8月1日午後11時35分に発走する「サセックスステークス2018」(英G1、約1609㍍・芝)は、フランスのジャック・ル・マロワ賞と並び世界最高峰のマイルレースに数えられる。

本レースの注目は、何といってもデビューから4戦負けなしで挑むウィズアウトパロールでしょう。昨年12月のデビュー戦で勝利すると、前走のセントジェームズバレスS(英G1)でも1番人気の期待に見事にこたえて4連勝。今回、ウィズアウトパロールはG1レース2勝目を1841年創設の伝統あるサセックスSで狙っている。

日本語にも対応しているブックメーカー「NetBet」が発表したサセックスS2018のオッズによると、ウィズアウトパロールが2.63倍で優勝最有力に推されている。

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対抗馬としては、先月アスコット競馬場で行われたジャージーS(英G3、1400㍍・芝)で2着に4馬身以上の差をつけて圧勝したエキスパートアイで僅差の3.25倍のオッズとなっている。3番手には14日に行われたサマーマイルS(英G2)を制したビートザバンクと、セントジェームズバレスSでは2着でウィズアウトパロールの後塵を拝したグスタフクリムトでともに8.00倍のオッズで続いている。

3歳以上牝馬限定「ナッソーS」は混戦模様

日本時間2日午後11時35分発走のナッソーステークス(英G1、約1991㍍・芝)は混戦が予想される。

ブックメーカー「NetBet」が発表したナッソーSのオッズによると、1番人気にはアーバンフォックスで3.75倍オッズとなっている。アーバンフォックスは7月1日に行われた前走のプリティーポリーS(牝馬G1、2000㍍・芝)で2着に3馬身の差をつけて見事に勝利した。ちょうど中1ヶ月のレースとなるナッソーSでどのようは走りを見せてくれるのか楽しみだ。

2番人気にはコロネーションS(牝馬G1)で3着入線を果たしたヴェレイシャスで4.00倍、3番手にはG1レースですでに3勝を挙げて実績的には十分のロードデンドロンで5.00倍で続いている。ロードデンドロンは前走のクイーンアンS(G1)で2番人気に推されながらも9着に終わったことが評価を落としている原因と見られる。

昨年10月のマルセルブサック賞(仏G1、1600㍍・芝)の勝ち馬で、このイギリスでの2戦ではともに2着入線を果たしているワイルドイリュージョンが4番人気の6.00倍、5番手にはキルボーイエステートS(G2、7月22日)勝利からの連闘となるマジカルで7.50倍のオッズと、上位5頭が1ケタ台のオッズでひしめき合っている。

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