国内男子ツアー「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント2018」が23日から4日間、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部（7,151ヤード、パー72）で開催される。灼熱の福岡で昨年は池田勇太が制したが、今年は2016年大会王者の石川遼や今平周吾らが池田の連覇に待ったをかけられるかに注目が集まる。

21日に予選ラウンド（初日、2日目）の組み合わせが発表され、石川は全米プロゴルフ選手権などに出場した成長著しい時松隆光、韓国のソン・ヨンハンと同組となった。ディフェンディングチャンピオンの池田は、ミズノオープンなど今季2勝を挙げている秋吉翔太と小鯛竜也とラウンドすることとなった。

日本語にも対応しているブックメーカー「NetBet」がKBCオーガスタ2018の優勝オッズを発表し、池田に優勝最有力の9.00倍のオッズをつけた。2番手には今平で11.00倍、3番手に一昨年の王者である石川で14.50倍と続いた。

2018年シーズンは苦しい戦いを強いられている池田は、今季最高順位はダンロップ・スリクソン福島オープンでの7位で世界ランクも3桁の100位となっている。昨年制した同大会で再び勝利して浮上のきっかけとしたいところだ。KBCオーガスタ4勝目を手にすることが出来るか？

今平は今季優勝こそないものの、これまで国内外で14戦して5度のトップ10入りを果たすなど評価を上げている印象がある。予選ラウンドではプロアマ問題でツアー出場を自粛していて本大会から復帰する片山晋呉とのペアリングということもあって注目を集めそうだ。

3番手評価となった石川は東建メイトカップで2日目まで首位を守ったが、決勝ラウンドで重永亜斗夢に逆転を許して2位に甘んじた。世界ランキングは249位と本来の位置とはいえないポジションにはまっており、今季初優勝を福岡の地で達成させてライバル・松山英樹への追撃ののろしを上げたいところだろう。

池田、石川、今平・・・注目の”3I”による優勝争いとなるか？