前回の記事「日本を取り巻くギャンブルの状況」では、カジノが無くても日本人はギャンブルに慣れている人が多いということをご紹介しました。IR推進法案(カジノ法案)が可決され、リアルカジノのオープンがにわかに現実味を帯びた今、オンラインカジノ(オンカジ)の話題を耳にする機会が増えつつあります。
「オンラインカジノを知るための7ステップ」連載2回目の本記事では、オンラインカジノの運営形態やその安全性について解説します。
オンラインカジノは国や政府の許可を得て運営されている!
オンラインカジノとは、インターネットを通じてオンライン上でさまざまなカジノを気軽に体験できる場所のことを言います。カジノには、ブラックジャックやバカラなどのカードゲームや、ルーレット、そして日本でもなじみのあるパチスロのようなスロットなど様々な種類があります。
まず、オンラインカジノを運営するオンラインカジノ運営会社(胴元)が存在します。オンラインカジノを合法的に運営していくためには、まずは国や政府からのお墨付き(ライセンス)を受ける必要があります。カジノや賭博に寛容なイギリスをはじめとするヨーロッパや、アジア、カリブ海諸国の各政府が、厳格な審査基準に基づいてカジノ運営会社を検査し、その基準を満たしたカジノ運営会社に対して、営業許可を認めるライセンスを発行します。まずは、国がそのオンラインカジノ運営会社が健全に営業するかをチェックし、プレイヤーに対して安全性を保障しているのです。
つまり、オンラインカジノは国や政府の後ろ盾がある極めて健全な会社によって運営されているということなのです。
また、オンラインカジノ運営会社には先ほど挙げたカードゲームやスロットなどをお客に提供するためのソフトウェアが必要となります。そのゲームを開発し、オンラインカジノ運営会社に提供するのがソフトウェアプロバイダーとなります。ソフトウェアプロバイダーから提供されるソフトウェアも、ライセンスを発行している国・政府に指定された第三者機関によるテストと承認を得る必要があるために、安全性と公平性が常に保たれているのです。
オンラインカジノでのお金のやり取りは「決済サービス」を活用!
当たり前の話ですが、カジノではお金を賭けることが通常です。このお金を賭けることで独特の緊張感や、勝った時の大きな興奮と喜びが味わえるのです。なので、オンライン上でオンラインカジノ運営会社とお客の間でお金をやり取りできる「決済サービス」を活用する必要があります。
オンラインカジノやブックメーカーでは、最もポピュラーな電子ウォレット(eWallet)を利用してお金の管理を行います。日本でも利用できる電子ウォレットとしては、entropay(エントロペイ)やecoPayz(エコペイズ)などがあり、オンラインカジノをプレイしたい人は口座を作って(無料)、その口座を通じてオンラインカジノへのお金の出し入れを行うことになります。また、クレジットカードで直接入金できたり、さらにはbitcoin(ビットコイン)などの仮想通貨を利用できるオンラインカジノもあり、様々な決済サービスを利用してオンラインカジノを楽しむことができるようになっています。
オンラインカジノは安全である
オンラインでカジノを行うなんて何だか危険!怪しい!!怖い!!!
そんな印象をオンラインカジノに持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、実はオンラインカジノは実に厳格に法律の下に運営が行われており、もしどこかしらに違反行為があれば、そのオンラインカジノ運営会社は即ライセンスの停止となってしまいます。
「カジノを楽しみたいけど、海外まで行く時間やお金がない」
「日本にはないけど、気軽にカジノをプレイしたい」
「カジノでひと儲けして、欲しいものを何でも買いたい」
オンラインカジノはこれらの声に「高い安全性」を加えた最高のエンターテイメントなのです。