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ロシアW杯:パラグアイ撃破の日本代表グループリーグ突破は?ブックメーカーは3.75倍のオッズ

ロシアワールドカップ(ロシアW杯)開幕前最後の国際親善試合で、サッカー日本代表”サムライブルー”がのどから手が出るほど欲しかった白星を獲得した。

12日に行われた世界ランク32位のパラグアイとの強化試合で、西野朗監督率いる日本は4-2の逆転勝ちを収め、西野ジャパンとして初勝利、日本代表(A代表)としては昨年12月のEAAF-E1サッカー選手権で中国に2-1で勝利して以来約7ヶ月ぶりの白星となった。

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西野監督になって初戦となったガーナ戦(@横浜)では0-2で敗れると、事前合宿中の現地8日に顔を合わせたスイス戦(@スイス)でも0-2で敗れて2連敗。4失点中3失点がセットプレーからで、そのうち2失点は不用意な反則によるPKからだった。

連敗を喫したものの、チーム内に失望感はなかったようだ。本田圭祐は「これらの失点はロシアW杯までに修正できるもの」と述べ、逆に本戦前に課題が出尽くしたことをポジティブに捉えていた。

そんな中でグループHの初戦で対戦するコロンビアの仮想敵国・ウルグアイ戦に挑んだ。スイス戦の先発メンバーが10人も交代する荒療治に出た西野監督の采配が的中。先制点を前半奪われるも、後半に乾貴士が西野ジャパンに待望の初ゴールをもたらすと、さらに乾は逆転弾も打ち込んでこの試合2得点。

さらには、相手のオウンゴールに続いて試合終了間際には日本の背番号10・香川真司のペナルティエリア内での見事な脚さばきからのダメ押しゴールで4-2とパラグアイを討ち果たした。

自信を取り戻した日本は、いざロシアW杯のグループリーグへと挑む。

ブックメーカー「ウィリアムヒル」はロシアW杯に関するオッズを多数発表しているが、日本にターゲットを絞ったオッズも公開している。

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まずは「敗退ステージオッズ」について見てみると、日本のグループリーグ敗退が最も可能性が高く1.36倍となっている。そして、日本の当面の目標となるグループステージ突破(ベスト16入り)が3.75倍と、パラグアイ戦の勝利で期待感の高まりも日本を後押ししそうだ。続いて準々決勝敗退が12.00倍、準決勝敗退が41.00倍、準優勝が101.00倍、そしてアジア勢としてワールドカップ初優勝には251.00倍でオッズは大きく跳ね上がった。

次に「チーム得点王オッズ」だが、「ウィリアムヒル」の予想では岡崎慎司が5.50倍で最有力に挙がっている。パラグアイ戦では代表戦で久しぶりに先発出場を果たした岡崎だが、大きな見せ場を作ることが出来なかった。2番手には大迫勇也で6.00倍、原口元気と本田が6.50倍と続いている。

パラグアイ戦でゴールを決めた香川は5番手の7.50倍、そして2得点を決めている乾は現在10番手となる19.00倍のオッズとなっている。両者は今後評価を上げてくることが予想され、オッズがどれだけ変動するかにも注目したいところだ。

グループHで勝ち点をいくつ取れるかのオッズでは、勝ち点「1」「3」「4」が最有力でいずれも4.50倍、続いて3連敗で勝ち点「0」と「2」がそれぞれ7.00倍、勝ち点「6」が11.00倍となっている。コロンビア、セネガル、そしてポーランドに3連勝して勝ち点「9」が51.00倍とオッズが弾かれているが、果たしてどうなることか。

また、グループリーグ3試合での勝ち点の「オーバー/アンダー」オッズでは、2.5点が基準となっており、オーバー2.5(勝ち点3点以上)が1.61倍に対してアンダー2.5(勝ち点2以下)が2.20倍と勝ち点3以上の方が優勢と「ウィリアムヒル」は見ている。

日本代表のロシアW杯グループHでの試合日程は以下の通りとなっている。
第1戦(19日午後9時):対コロンビア
第2戦(25日午前0時):対セネガル
第3戦(28日午後11時):対ポーランド
※試合時間は全て日本時間

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