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ロシアW杯「日本対コロンビア」:日本勝利は6倍とブックメーカー発表、ドローは3.55倍!

いよいよロシアW杯での日本代表の初戦を迎える。日本時間19日午後9時からロシアのサランスクにあるモルドヴィアアリーナでコロンビアと合間見える。

コロンビアといえば、思い起こされるのが4年前のブラジルW杯。グループリーグ最終戦で戦った相手がコロンビアで、当時からエースであったハメス・ロドリゲスにも一発を浴びるなど日本代表サムライブルーは1-4で大敗を喫し、ブラジルの地を去ることになった。

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いよいよその時の雪辱を晴らす時が来た。

ビットコインなどの仮想通貨専門のブックメーカー「Sportsbet.io」が日本対コロンビアのリマッチ戦オッズを発表し、日本勝利が6.00倍に対してコロンビア勝利が1.69倍と圧倒的に日本が不利との見立てを示した。また、日本が決勝トーナメント進出を果たすための最低ラインとされるドロー(引き分け)については3.55倍のオッズが弾き出されている。

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ワールドカップの初戦の成績が決勝トーナメント進出獲得の鍵を握る。過去のワールドカップの成績(1998年フランスW杯以降)と決勝トーナメント進出の関連を調べると、グループリーグ初戦での成績が大きく関係していることがわかる。

初戦を黒星スタートしたチームのわずか11%しか決勝トーナメント進出ができていないのだ。逆に、初戦に勝利すると決勝トーナメント進出の可能性が85%にまで急上昇するのだ。多くの日本のサッカー専門家が「初戦は最低限ドロー」と繰り返し述べるのは、この過去のデータが起因していることに間違いないだろう。初戦が引き分け以上であれば決勝トーナメント進出の可能性は73%となるのだ。

このデータから見れば、初戦でメキシコに0-1で敗れたドイツも決勝トーナメント進出は危うくなったと見られても仕方ない。それでも、前回大会のブラジルW杯では、ギリシャ、ウルグアイ、アルジェリアの3チームが初戦黒星から決勝トーナメントに進出を果たしたことも付記しておきたい。

こと日本にこのデータを当てはめてみると、日本が過去5大会で決勝トーナメントに進出したのは2002年の日韓W杯と2010年の南アフリカW杯の2度だが、グループリーグ初戦の成績を振り返ると、日韓W杯ではベルギーに2-2でドロー、南アフリカW杯ではカメルーンに1-0で勝利している。残りの3大会については初戦はいずれも黒星(1998年フランスW杯:対アルゼンチン0-1、2006年ドイツW杯:対オーストラリア1-3、2014年ブラジルW杯:対コートジボアール1-2)となっている。

日本が初戦のコロンビアに引き分け以上であれば、日本の決勝トーナメント進出はこのデータから見れば100%となるのだ。

コロンビア戦前日の記者会見で西野朗監督は「開始から相手のテンポに対して常にリアクション(受け身)になる戦いはしたくない。自分たちからアクションを起こし、守備から攻撃にどれだけ勇気をもっていけるか」と攻めの姿勢で挑む決意を語った。

引き分け狙いでの戦いではなく、勝ちにいって勝つ-。日本時間19日午後9時、運命のキックオフの笛がスタジアムに鳴り響く。

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