サイトアイコン カジラグ

ラグビーW杯2019準々決勝:日本は南アフリカを再び撃破できるか?ブックメーカーは日本勝利に5.5倍オッズ!優勝は26倍に

初のW杯決勝トーナメント進出を決めたラグビー日本代表初のW杯決勝トーナメント進出を決めたラグビー日本代表

初のW杯決勝トーナメント進出を決めたラグビー日本代表

いよいよラグビーワールドカップ(ラグビーW杯)2019の大一番を迎える。2015年の“再戦”が今度は日本の地で行われる。

ラグビーW2019の準々決勝「日本対南アフリカ」が20日午後7時15分から東京スタジアムで行われる。日本は前回大会(イングランド大会)で南アフリカから終了間際のトライで34―32と逆転勝ちして大金星を挙げた。本大会では初の決勝トーナメント進出を決めた日本が、その緒戦となる準々決勝で南アフリカと再び合間見えることになった。

ラグビーW杯2019人気記事

リベンジを虎視眈々と狙う南アフリカを返り討ちにすることができるか?日本代表の出場メンバーが以下のように発表され、南アフリカのフィジカルに負けないFW重視の布陣となった。

【日本代表メンバー(対南アフリカ戦)】
1.稲垣 啓太
2.堀江 翔太
3.具 智元
4.トンプソン ルーク
5.ジェームス・ムーア
6.リーチ マイケル
7.ピーター・ラブスカフニ
8.姫野 和樹
9.流 大
10.田村 優
11.福岡 堅樹
12.中村 亮土
13.ラファエレ ティモシー
14.松島 幸太朗
15.山中 亮平
<リザーブ>
16.坂手 淳史
17.中島 イシレリ
18.バル アサエリ愛
19.ビンピー・ファンデルバルト
20.アマナキ・レレイ・マフィ
21.田中 史朗
22.松田 力也
23.レメキ ロマノ ラバ

日本が再び“大金星”を挙げることができるか?という論調が目立つが、よく考えると今の日本は世界ランキングでも7位まで上がり、南アフリカの5位と肉薄している。また、本大会にいたっては、優勝候補の一角で当時の世界ランキング1位だったアイルランドや強豪・スコットランドにも勝利し、プールAを4勝0敗でトップ通過を果たしている日本は世界の強豪国入りを果たしたと世界中に結果で示しているのだ。

ラグビーの母国・イングランドの老舗ブックメーカーである「ウィリアムヒル」は、日本対南アフリカの準々決勝の各種オッズを発表。80分でのマッチオッズでは日本勝利が5.5倍に対して1.18倍と南アフリカ有利と見ている。2015年大会での日本対南アフリカのオッズは、日本に101倍を付けるブックメーカーがあるほど日本は見くびられていたが、今回は劣勢予想ながら日本にも勝つチャンスは十分にあるとの見立てと考えてよいだろう。

関連リンク

また特別オッズ(増強オッズ)として、これまで4つのトライを奪っている松島幸太朗に注目。南アフリカ戦でトライを奪うことができるオッズが3.5倍となっている。現在、アルゼンチンのフッカー・モントジャと並んでトライランク首位を走る松島にも世界中の視線が集まっているのだ。

もう一つ注目してもらいたいのが、ラグビーW杯2019の優勝オッズだ。一足先にイングランドがオーストラリアを破って準決勝一番乗りを決めた時点でのものだが、日本は欧州の強豪フランスよりも評価の高い26.0倍オッズとなっている。予選リーグで勝利したアイルランド(19.0倍)より下というのが歯がゆい気持ちがする方もいるだろうが、決勝トーナメントが始まってまだ日本の名前が優勝オッズにノミネートされていること自体、凄いことなのではないか。

本大会開幕前の「ウィリアムヒル」が発表していた優勝オッズでは、日本は10番手の151.0倍の評価であった。そのチームが試合後とに強くなって強豪国を次々となぎ倒して進化を続けた結果、26.0倍まで大きく評価を上げたのだ。そう考えると、日本がどれだけ世界のラグビー界にインパクトを与えたかがお分かり頂けるであろう。

関連記事

優勝候補の筆頭は前回大会王者のオールブラックス(ニュージーランド)で2.25倍。2番手にはオーストラリアを40-16で圧勝したイングランドと日本が明日20日に対戦する南アフリカが並んで4.0倍となっている。

W杯の前哨戦として、日本は9月に南アフリカとテストマッチを行っており、その時は7-41で大敗した。しかし、ジェイミー・ジョセフHCは19日に行った会見で、「南アフリカは試合をウォームアップゲームだと捉えていたかもしれないが、われわれにとってはリハーサルだった。直前にリハーサルをした相手と準々決勝で当たることは、過去のW杯ではなかったことだと思う。それがわれわれのメリットになっている」とバッサリ。

日本の4強入りのイメージはすでにできている。再び、世界を震撼させて欲しい。

モバイルバージョンを終了