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IR推進法案可決、2017年の日本はカジノ合法化へ

コラム | 2017.08.4

日本にもついにカジノがやってくる――

2016年12月15日、参議院本会議で修正の上に可決された「カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を推進する法案(IR推進法案)が、衆議院本会議でも可決され、国会での成立が実現した。

このIR推進法こそが、いわゆる日本におけるカジノの合法化を可能にする「カジノ法」と呼ばれるものだ。わかりやすく言えば、「カジノOK!」というもの。現在、カジノを日本国内で開帳することも、プレイすることも基本的にはアウトとなっている。

とはいえ、これまでギャンブル大国といわれる日本にカジノがなかったことが不思議なくらいだ。競馬・競輪・競艇などの公営スポーツギャンブルに加えて、パチンコやスロットなど日本全国にないところを探すのが難しいくらい私たち日本人の生活の中に浸透している。

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世界では100カ国以上の国と地域においてカジノは合法化されている中で、日本は特に先進国といわれる国の中では唯一、カジノが合法化されていない国として取り残されてきた。

そして、ようやく日本にカジノが合法化されることになったのだ。

昨年12月の臨時国会において成立した「IR推進法」は、成立から1年をめどにカジノ解禁に向けて法整備などの準備をしていきましょうというもので、2017年末までに成立が見込まれている「IR実施法」への道筋をつける法律だ。

IR実施法が成立してはじめて「じゃあ、日本国内にカジノを作ろうじゃないか」ということで、実際にどこにカジノを作るのか(2~3都市にまずはカジノを作る予定)や、カジノを実際に運営する会社などを選定する作業に取り掛かる。

現実的にはこのカジノ実施法が成立してから早くとも5年後、つまり2022年頃に日本国内に最初のカジノが操業することが見込まれている。いわゆるカジノ法案が国会に提出された2013年時には、2020年の東京五輪を見越していたが、同法案が可決されるまでに3年を要してしまった。

このことを考えると、実際にカジノが2022年に操業できるかどうかは何ともいえない。多くのカジノファンのためにも早く日本でカジノの姿を見たいものだが、そして見るだけではなく実際に思い切ってプレイもしたいものだ。

じゃあ、カジノをプレイすることは2022年以降まで待たなければならないのだろうか?
答えはNo! だ。

大きく分けて2つの方法がある。

一つは、すでにカジノが存在している国まで行って、その国のカジノでプレイすることである。すぐに思い浮かぶのは、ラスベガスやシンガポール、マカオなどのカジノではないだろうか? お金と時間を費やして、現地まで行ってカジノをするのもいいだろう。

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もう一つは、インターネット上でカジノをプレイするオンラインカジノでプレイすることだ。インターネット環境さえあれば、海外政府(国)の営業ライセンスを受けたオンラインカジノ会社が合法的に運営しているカジノサイトにアクセスして、プレイすることが可能なのだ。

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