今季のメジャー第2戦「全米オープン2018」が日本時間14日午後7時45分から4日間、アメリカはニューヨーク州にあるシネコックヒルズGC (7440ヤード、パー70)で行われる。
日本人のゴルフファンが長年待ちわびている日本人選手初となるメジャータイトルの獲得。ここ数年、毎回のようにその最有力に名前が挙がっているのが現在世界ランク10位の松山英樹だ。
その松山だが、昨年の同大会では優勝トロフィーにその名前が刻まれてもおかしくはない戦いを見せてくれた。首位と6打差の11位タイから最終日をスタートした松山は、一度はまれば爆発的なエネルギーを発生させる猛チャージを見せた。8バーディ、2ボギーの66。これはメジャー初制覇を成し遂げたブルックス・ケプカを上回る数字だった。結局、松山は1980年の全米オープンで青木功が2位に入って以来となる日本人最上位を勝ち取った。
今シーズンの松山はマスターズからのここ5試合全てにおいてトップ10入りを逃している。前戦のザ・メモリアルトーナメントでの13位が最も良い成績となる。ショットに安定感を欠いており、PGAツアー公式サイトが発表している「パワーランキング」(優勝予想)でも松山は11位に予想されるなど、もう一つ信頼を勝ち取れていない感がある。
その予想を覆すことができるか?
ビットコインなどの仮想通貨が使用できるブックメーカー「Sportsbet.io」が発表した「全米オープン2018」優勝オッズによると、松山は11番手の29.00倍のオッズとなっている。
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また、松山は昨年2位だった全米オープンで一昨年(2016年)は予選落ちを喫しており、メジャーで勝つことは用意ではないことがうかがい知ることが出来る。「Sportsbet.io」は松山が予選通過を果たす(make the cut)かどうかのオッズを発表し、通過(YES)が1.21倍に対して予選落ち(NO)が3.95倍となっている。
優勝最有力にはダスティン・ジョンソンで8.80倍のオッズとなっている。パワーランキングでは2位だが先週行われたフェデックス・セントジュードクラシックでは19アンダーで優勝し、4週ぶりに世界ランク1位にも返り咲くなど調子を上げている。
優勝2番手にはローリー・マキロイで13.50倍、3番手にはジョンソンに世界ランク1位の座を奪われたジャスティン・トーマスで15.00倍、4番手にはジャスティン・ローズで16.00倍と続いている。
また、パワーランキングでは1位に予想されているジョン・ラームは8番手の20.00倍、2008年の本大会以来となるメジャー優勝を狙うタイガー・ウッズもラームと並ぶ20.00倍のオッズがついている。
今回の全米オープンには松山以外にも3人の日本人選手が出場する。「Sportsbet.io」が発表したアジア人選手トップオッズとともに紹介すると、1番手は2.45倍の松山だが、6番手には今年日本人として5人目となる米PGAツアーを制した小平智で12.50倍、国内予選会を突破してメジャー初参戦となる秋吉翔太が9番手の23.50倍、繰り上がりで出場権を獲得した星野陸也が10番手の24.00倍と続いている。