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【平昌五輪】「スピードスケート女子団体追い抜き」:新記録連発の日本が金メダルを狙う

GANGNEUNG, SOUTH KOREA - FEBRUARY 19: Miho Takagi, Ayano Sato and Nana Takagi of Japan compete during the Ladies' Team Pursuit Speed Skating Quarterfinals on day 10 of the PyeongChang 2018 Winter Olympic Games at Gangneung Oval on February 19, 2018 in Pyeongchang-gun, South Korea. (Photo by Robert Cianflone/Getty Images)

平昌オリンピックで日本は19日までに金メダル2個を含む10個のメダルを獲得した。フィギュアスケート個人で66年ぶりの連覇を成し遂げた羽生結弦と、スピードスケート女子500メートルで国内外の大会で25連勝を成し遂げて五輪でも頂点に立った小平奈緒が金メダルを獲得した。

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日本勢として最多のメダル獲得数を記録したのは1998年の長野五輪での10個。平昌五輪では25日の閉会式までまだ数日を残しており、この記録は更新されるのは時間の問題となった。では、日本勢11個目のメダルは誰がもたらすのか?そして、誰が3つ目の金メダルを獲得するのか?

その両方を兼ね備えたのがスピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)でしょう。21日午後8時から準決勝・決勝が行われる。日本は、個人種目で銀、銅メダルを平昌オリンピックで獲得している高木美帆を筆頭に、姉の高木菜那、佐藤綾乃、そして菊池彩花から3人が出場することになる。

19日に行われた準々決勝では中国と対戦した日本は、スタートで高木美の上体が上がってしまい1周目こそ出遅れたが、その後は一糸乱れるスケーティングを見せて全体2位で準決勝進出を決めた。ミスさえなければ、準決勝で対戦する予選3位のカナダには勝てるのでは思われるが、決勝では五輪レコードを出して準々決勝全体1位となったオランダと同4位のアメリカの勝者と対戦することになる。力どおりに行けば、「オランダ対日本」での決勝戦になることが規定路線となるだろう。

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ブックメーカー「NetBet」がスピードスケート女子チームパシュートの金メダルオッズを発表し、金メダル最有力にはオランダで1.50倍のオッズをつけた。2番手に日本で2.60倍、カナダ、アメリカはそれぞれ23.00倍、29.00倍とオッズ差が開いており、この両者で銅メダル争いとなるだろう。

同種目は今シーズン、日本が世界新記録を連発しており、ワールドカップの全3戦はいずれも日本が勝利を収めている。ピョンチャン五輪が始まる前のブックメーカー各社のオッズでは日本がダントツの1番人気予想となっていたが、準々決勝でオランダが五輪レコードをたたき出して1位になったことがスポーツベッターのオランダへの評価が高まったことでオッズが逆転した。

逆に、日本を推すファンたちにとって日本のオッズの数値が高まったことは喜ばしいこととすら思っているだろう。日本の2.60倍のオッズは少々過小評価ではないかと見立てているからだ。今回の日本に対するオッズに対して「買い」を求めるベッターも増えてくることが予想される。

いずれにせよ、チームパシュートでのメダル獲得はほぼ間違いないだろう。その色が金なのか銀なのか?非常にレベルの高い次元での戦いが繰り広げられる。

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